オートバイ伝説 走り出せば青春

ヤマハYA-1とジェームズ・ディーン

ヤマハYA-1は、DKW(ドイツの歴史的メーカー)のRT125を参考に、本家を超えるべくスペックを与えられたモデルです。

 

当時の125クラスでは唯一の4段ミッションを搭載して1954年秋に発売され、翌55年2月に市販開始。

 

同年7月の第3回富士登山レース125部門では優勝を含む上位10車中7車を占め、11月の第1回浅間高原レースでは1~4位を独占。
衝撃的なデビューを飾ったモデルでした。

 

ヤマハYA-1
空冷2ストピストンバルブ単気筒
123cc
5.6PS/5000rpm
0.96kg-m/3300rpm
93.6kg
2.75-19、2.75-19
\138,000

 

昭和30年は僕がまだ生まれいませんが、あの伝説の俳優ジェームズ・ディーンが主演の“エデンに東”が公開されています。
日本公開は1955年(昭和30年)10月14日にでしたが、ジェームズ・ディーンは、その2週間前(9月30日)に交通事故で24才の若さで永眠しています。

エデンの東のあと、残る2つの主演映画“理由なき反抗”“ジャイアンツ”が公開され、ジェームズ・ディーンは、永遠の青春像として人々の心の中に生き続けることになります。

 

そのむかし映画評論家・小森和子のお店が六本木にありました。
僕は友人と行ったことがありますが、小森のおばちゃまは、自分の息子くらい年下のジェームズ・ディーンのファンだったようですね。TVなんかで思い出を語っていました。



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