ホンダベンリーCB125JX 1975が発売されました。
125ccクラス唯一の4ストのスポーツモデルでした。
1975年(昭和50年)のヒット映画は、
パニック映画ブームの中、
1位「タワーリング・インフェルノ」
2位「大地震」
と並んでヒットしました。
そのなかで文芸エロスともいうべき
「エマニエル夫人」のヒットが異色でした。
当時僕は高校三年生、タワーリング・インフェルノは、
確か映画館に観に行きましたね。
テレビドラマでは、「傷だらけの天使」は、
毎週土曜日、夢中になって観ていましたよ。
ホンダベンリーCB125JX 1975 プロフィール
ホンダベンリーCB125JX 1975
1975年
エンジン:空冷4サイクル・SOHC単気筒
ボア・ストローク 56.5mm×49.5mm
排気量:124cc
最大出力:14.0ps/10,000rpm
最大トルク:1.00kg-m/9,000rpm
重量:104kg
最高速:120km/h
登坂力:20度
始動:キック 5速
タイヤ:F2.75-18 R3.3.00-17
価格\163,000
CB125Sからフルチェンジ。
エンジンは、クランクからヘッドまわりまで
大幅な見直しを受け、
排気量も122ccから124ccにアップしました。
外観もスタイリッシュに生まれ変わりました。
ホンダベンリーCB125JX 1975 ポテンシャル
ホンダベンリーCB125JXは、
125ccクラス唯一の4サイクル・ロードスポーツモデル。
新設計になったエンジンユニットは、
ボアを僅か(+0.5mm)拡大、
フルスケール124ccとマイナーチェンジ前より1ccアップが図られていました。
シリンダヘッドは全面的な改良を受け、
吸排気面での効率はかなり効果を上げました。
出力はプラス2ps増加、
より高回転型のエンジンになりました。
フロントフォークをインナー・チューブタイプとし
軽快感を高めると共に、車体に低重心化を図り、
デメンションにも変更を与えていました。
最高速度はプラス10km/hアップ。性能向上大でした。
ホンダベンリーCB125JX 1975 時代
この年、田部井淳子さんが、
女性として世界初のエベレスト登頂に成功しました。
実は、これより7年後、
僕は、東京港区になる会社に入社したのですが、
入社式に田部井淳子さんが、
来られて講演されたのです。
残念ながらどんなお話しをされたか
憶えていませんが、
その時の光景はよく憶えています。
特別に屈強な感じの方ではありませんでした。
だから余計、凄い人だな、と思ったものです。