1979年、僕は大学3年生で、
朝日新聞社で、プレスライダーのアルバイトをしていました。
当時の朝日新聞社は、まだ有楽町にあり、
女子高生を見ると、ウィーリーするんだぜ、なんて
馬鹿なルールを決めて、
よく有楽町の交差点でスター時よくウィーリーしていたものです。
中には、ウィーリーし過ぎて、コケたやつもいて、
バカだった青春の思い出です。
当所の僕は、ヤマハの2サイクルRD250に乗っていましたが、
ホンダからでた、ヨーロピアンスタイルには、すごい新鮮さを感じたものです。
ホンダCB750F 1979年モデルのプロフィール
エンジン:空冷4サイクルDOHC4バルブ4気筒
排気量:748cc
ボア&ストローク:62.0mm×62.0mm
圧縮比:9
最高出力:68.0ps/9,000rpm
最大トルク:5.90kg-m/8,000rpm
始動方式:セル・キック
クラッチ:湿式多板
ミッション:5速
車両重量:228kg
タイヤ:F3.25-19 R4.00-18
燃費:32km/L
価格\538,000
ホンダCB750F 1979年モデルは、
CB900F(1978年モデル)“ボルドール”と全く同一の
スタイリングでデビュー。
CB900Fでは、
エンジン幅を詰める意図もありロングストローク(64.5mm×69mm)を
採用していました。
しかし750Fでは、
従来通りの62mmスクエアを理想のサイズとして通しています。
キャブレターは900Fの直径32mmに対し直径30 mm。
圧縮比は900 Fの8.8に対し9:1とやや高めの設定になっています。
またリアショックは、900Fが、CBXと同様の減衰力調整式、
750Fが、FVQ固定ダンパーとなっていました。
ほとんど共通のフレームながら、ホイールベースは750Fの方が6mm延長されていました。
重量は、オイルクーラー装備の900Fの232kgにわずかマイナス4kgの750F。
両者ともにフロントには276mmのディスクをダブルで装着しています。
リアは900Fが、296mmディスク。750Fでは180mmのドラムと異なっていました。
CB750K(1978年モデル)と基本構成は変わることなく、
ヨーロピアンの印象を濃くしたスーパー・スポーツ・モデルの復活は、
国内だけでなく海外でも大いに好評を受け、
RSCのキットパーツで武装したスーパーバイク仕様が、
世界中のサーキットで大活躍していました。