ホンダXL250が、1975年に発売されました。
新しいタイプのオンロードモデルという触れ込みで、
デュアルパーパスというカテゴリーで発売されたマシンです。
デュアル(dual)、つまり二つの目的、
オン・オフ両方楽しめるマシンとして誕生しました。
1975年(昭和50年)と言うと、
僕は高校三年生になっていました。
この夏、なんと富山から函館まで単身で自転車で走ったのです。
富山から函館まで約1,000キロ。
途中津軽海峡がありました。
当時は、青函連絡船が就航していて、
自転車と一緒に乗り込みました。
一日、150キロから200キロ。
今から考えると、良く走ったものです。
ホンダXL250 1975 プロフィールとポテンシャル
ホンダXL250 1975
1975年
エンジン:空冷4サイクル・SOHC単気筒
ボア・ストローク 74.0mm×57.8mm
排気量:248cc
最大出力:20.0ps/8,000rpm
最大トルク:1.9kg-m/6,500rpm
重量:148kg
最高速:125km/h
登坂力:24度
始動:キック 5速
タイヤ:F3.00-21 R4.00-18
価格\268,000
ホンダXL250は、新しいタイプのオンロードモデル、
としてデビューしました。
デュアル・パーパス的な捉え方で見れば、
SL250S(1972年)の方が、
確かにオフ寄りだったといえます。
エンジンは、より静かに回転もスムーズとなりましたが、
単気筒らしさと言う点では、
クセのない味わいの薄いものになってしまったのが残念でした。
SL250Sに較べ2psのダウン。
サスペンションは前後共にストローク量をアップ、
減衰力の効果も向上。
SL250Sと較べ、オーバーステア気味と感じる程、
操縦性はニュートラルな印象の設定となりました。
ホンダXL250 1975 時代
フォークグループ、かぐや姫の「22才の別れ」
という曲がヒットした年です。
高校1年の時からギターを始め、
特にかぐや姫の曲は、よく弾きました。
また、映画ではエマニエル夫人が、ヒットして年です。
バイト先の喫茶店の奥さん(当時20代後半)が、
エマニエル夫人役の
シルヴィア・クリステルに似せた髪型にしてきて、
まだ高校生だった僕に、どう?
なんて色っぽく聞いたりして、
うぶな高校生は、からかわれていたんですね。