1978年大学2年生の僕は、大学の先輩とアメリカに1ヵ月間
アメリカに行きました。
この4月に開港したばかりの成田空港からでした。
もう今から40年前のことですが、
ついこの間のような気もします。
サンフランシスコからソルトレイクシティーへ、
そしてデンバーからセントルイス。
南下してニューオーリンズに行き、サンアントニオからバスでメキシコへ。
メキシコシティーが一番思い出があったかな。
当時のメキシコは、まだまだ貧しい雰囲気があり、
着いたらいきなり靴磨きの少年たちにボッタくられたりと
いろいろありました。
ただ、アメリカと比べ物価が凄く安く、
毎日屋台でタコスを食べていました。
ヤマハスポーツXS750specailは、ベースとなったGX750の
キャスター角を26.5°から28.5°に寝かせて直進安定性を強調しました。
ヤマハスポーツXS750special 1978
ヤマハスポーツXS750special 1978年モデル
エンジン:空冷4サイクルDOHC3気筒
排気量:747cc
ボア&ストローク:68.0mm×68.6mm
圧縮比:9.5
最大出力:66.0ps/8,000rpm
最大トルク:6.30kg-m/6,500rpm
始動方式:セル・キック
ミッション:5速
車重:248kg
タイヤF3.25-19 R4.00-18
価格:\498,000
特にアメリカン・タイプを意識させた印象は。
外観からは受けませんでした。GXと共通のフレーム、
ハンドルは通常のアップハンドルで、トリプルに配したディスクブレーキもしかり。
アメリカンモデルとしてのムードは、XS650に分があったかもしれませんね。
GXのトリプル・シリンダーとシャフトドライブ機構をそのままに、
ゆったりとしたムードに仕上げています。
フロントのキャスターを63.5→61.5に設定し、
リーディングアクスル方式でフォークを長く見せています。
しかし、走行性はGXよりもむしろオールマイティな印象のモデルでした。
1978年(昭和53年)成田空港開港
正式には新東京国際空港。
羽田空港に代わる新たな国際空港として昭和41年7月
千葉県成田市三里塚への建設が閣議決定されました。
しかし、地元の意向を無視した決定として住民らが強く反発しました。
新左翼・過激派各セクトもこれを支援して工事は難航。
1978年(昭和53年)5月、4000メートル滑走路1本で開港しました。
僕は7月の中旬にこの成田空港からハワイ経由で、
サンフランシスコに到着しました。
僕は当時まだ21歳。
もう少しアメリカのこと勉強して行けばと少し後悔しています。
行きの飛行機の中で観た「グッバイガール」は、
男運の悪い女と冴えない役者が奏でるラブ・コメディでした。
グッバイガール ハーバート・ロス 、 リチャード・ドレイファス
マーシャ・メイスンとリチャード・ドレイファスが好演。
ドレイファスが77年度アカデミー主演男優賞を受賞したんだね。
マーシャのおしゃまな子役、クイン・カミングスも好演。
ニール・サイモンの脚本が冴えるハートフル・コメディの傑作でした。
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