オートバイ伝説 走り出せば青春

ホンダ・ドリームスーパースポーツCB72

ホンダ・ドリームスーパースポーツCB72
空冷4サイクル・OHC2気筒
排気量:247cc
最大出力:24.0ps/8,000prm
最大トルク:2.06kg-m/7,500rpm
車両重量:153kg
最高速度:155km/h
価格:¥187,000

 

 

僕がいま一番乗ってみたいマシンです。
それとヤマハのYDS1。

 

この2つのマシンは、60年代を代表するスーパースポーツ車で、
人気を二分していました。

 

1960年のフランクフルトショーでデビューし、翌年61年に国内で販売しています。

 

最終型は、67年ですから7年間のロングセラーモデルでその人気が分かりますし、基本設計の優秀さも証明しています。

 

各パーツの高品質さも特筆されています。
タイプⅠとタイプⅡがあり、それぞれ180度クランク、360度クランクと性能や性格の違う2種のエンジンが与えられていました。

 

基本設計はそのままで、構成パーツや若干の設定変更が毎年繰り返されました。

 

なおホンダのCBとは、クラブマンレーサーを意味します。

つまりアマチュアの浅間レース用マシンという意味です。

 

ホンダは進歩的なところはマシンの性能だけではありませんでした。

 

1956年(昭和31年)には、既に1年間の保証サービス制度を開始しました。これは普通に使用していて故障した場合、無料でマシンを修理するというものです。

 

当時のモーターサイクルは、壊れて当然のように言われていたので

画期的なことでした。

 

やがて他社もこの保証制度を始めますが、中には未完成で市販してしまい、あとでエンジンを乗せ換えるというメーカーもあったそうです。

 

ユーザーサイドに立ったサービスで、ホンダはトップメーカーになって行きました。




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