スズキ ハスラー TS125
当時のモトクロス世界GPを
席巻していたスズキの
ワークスモトクロッサー・RHシリーズの
ノウハウを継承した
ハスラーシリーズの125バージョン。
エンジンは、
比較的ピーキーな
特性を持っていたが、
それを使いこなせる
ウデに覚えのあるライダーを
大いに楽しませる1台だ。
スズキハスラーTS125
スズキハスラーTS125
1971年
エンジン:空冷2サイクル・ピストンバルブ単気筒
ボア・ストローク 56mm×50mm
排気量:123cc
最大出力:13ps/7,000rpm
最大トルク:1.3kg-m/6,000rpm
重量:95kg
最高速:110km
始動:キック 5速
タイヤ:F2.75-19 R3.25-18
価格\148,000
同クラスのライバルは、
それぞれに異なった吸気システムを採用していました。
ヤマハはAT125がピストンバルブ、
カワサキは125TRはロータリーディスク、
スズキはピストンバルブを
用いていました。
MXの世界GPで
活躍するワークスレーサーRHを
彷彿させる迫力あるスタイリングで
人気モデルとなり、
キットパーツを装着した
TS改は国内レースを荒らし回っていました。
どちらかと言えば、
ピーキーなフィーリングの出力特性で、
中速以上で活発なパワーを発生。
ユニバーサルタイヤを
装着したツーリングモデルTS125Tは、
メッキフェンダーとキャリア付きでした。