こんにちは、
ともやんです。
ヤマハFJ1200の130PSを発揮するエンジンはFJ1100のエンジンを排気量アップしたもので、空冷エンジンとしては当事、国産最大の排気量を持っていました。
高剛性を誇るラテラルフレーム、空力を追及したフェアリング採用にも磨きがかかり、超高速ツアラーとして完成度が一層強まったマシンでした。
ヤマハFI1200 超高速ツアラーのプロフィール
ヤマハFJ1200
1986年
空冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒
1188cc
130PS/9000rpm
11.0kg-m/7500rpm
236kg
120/80-16・150/80-16
輸出車
こんな大排気量、日本のどこで乗れるんだ?と思っていましたが、一度愛車SRX400で東名高速をひた走り、京都まで行ったときは、さすがに大排気量の必要性を感じました。
さて、貴方は「ケンタウロスの伝説」(原作:オサム(大竹オサム)、脚色・作画:御厨さと美)という漫画を知っていますか?
※神戸の夜景
それに登場する横浜から神戸まで1杯のコーヒーの飲むためだけに横浜、神戸間の約600マイルを往復する「600マイル・ブレンド」は実話で、僕は挑戦しようとして結局京都までで力果てました。
SRX400は、ネイキッドモデルで空気抵抗をもろに受けたし、単気筒の振動で体に応えました。
しかし、当時京都に好きな女性がいて、本気で、東京と京都を往復できる大排気量のマシンがほしいと思ったものです。
ヤマハFJ1200 高速ツアラーのポテンシャル
ヤマハFJ1200は、ヤマハのフラグシップモデルとしてデビュー(1984年)。
一年後のパリショーで排気量をアップして登場させています。
ヤマハの空冷として最強のパワーユニットを搭載。
フルパワー130ps/9,000rpm、11.0kg-m/7,500rpmの数値は、水冷化のライバルモデル、カワサキGPZ1000RXや油冷のスズキGSX-R1100に匹敵する内容でした。
FJ1100のストローク(63.8mm)はそのままに、ボアのみをアップ(74mm→79mm)。
排気量を1,097cc→1,188ccに拡大しました。
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