カワサキZ200 1977 地味だったけど、よくできた隠れた名車 

カワサキ Z 200は非常によくできたモデルです。

“Zシリーズ”で 最小の排気量。

 

どちらかといえばオーソドックスなスタイリングと

必要以上のパワーを与えない、

実用モデルとしての割り切りを持たせていました。

 

しかし発売当時は、

まだヤマハ SR 400と500がデビューする前で

4サイクル単気筒としては、最大の排気量でした。

 

セルとキック併用で、

始動の容易さもあって、

 

地味な見かけによらず、

予想以上の人気を得ていました。




カワサキZ200 隠れた名車

 

エンジン:空冷4サイクルSOHC単気筒
排気量:198cc
ボア&ストローク:66×58mm
最高出力:18ps/8,000rpm
最大トルク:1.68kg-m/7,000rpm
始動方式:セル・キック
車両重量:126kg
タイヤ:F2.75-18 R3.25-17
燃費:57km/L
価格:¥240,000

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ボア・ストロークは、

66mm×58 mm のオーバースクエア。

 

ボアは Z 1、ストロークは Z 2の設定でした。

クランクは Z750four、同様の組み立て式。

 

出力特性はいたってフラットで、

1速から4速をクロスレシオとした5速ミッションは、

とにかく使いやすいモデルでした。

 

高回転型ではありませんが、

レッドゾーン9000回転近くまで回せば、

1速35km、 2速55km、 3速70 km、 4速90km、5速130 km は可能でした。

 

乾燥重量126 kg の軽量な車体とヒラリ感で、

街中では活発な動きができました。

 

超好燃費(市街地では35km /L以上)と9.3L の燃料タンク容量で、

ツーリングでは意外な強みを発揮しました。


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