ヤマハスポーツTX500 オーソドックスな外観と裏腹なレーサー感覚

僕は、ヤマハというメーカーが好きで、
乗り継いだマシンは、ヤマハが多かったですね。

 

ヤマハのマシンは、

GX400、

RD250、

RZ250、

SRX400と乗り継ぎました。

 

当時のヤマハは、2サイクルと

単気筒、2気筒にこだわりと

プライドを持ていたように思います。

 

そして、ヤマハ流の美学というかポリシーが感じされましたね。

 

今日ご案内するTX500も僕が憧れたマシンの一台でした。

 

残念ながら、免許の関係で乗れませんでしたが、
いまでも乗りたかったマシンの一台です。

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ヤマハスポーツTX500 プロフィール

 

ヤマハスポーツTX500

1973年

 

エンジン:空冷4サイクル・DOHC2気筒
ボア・ストローク 73.0mm×59.6mm
排気量:498cc
最大出力:48.0ps/8,500rpm
最大トルク:4.50kg-m/6,000rpm
重量:182kg
最高速:—km/h
0-400:13.0秒
登坂力:–°
始動:セル、キック 5速
タイヤ:F3.25-19 R3.50-18
価格\335,000

 

 

ヤマハ初のツインカムを搭載したスポーツ・モデル。

 

XS-1(650、1970年)、

TX750(1972年)に続く、

4サイクルモデルの第3弾。

 

73年4月に発売でしたが、

その年の12月には圧縮比を

変更(9→8.5)したTX500Bへと
早急なマイナーチェンジを図られていました。

 

ヤマハは、4サイクルに関しては、

ことの外、慎重だったようです。

 

世はすでに4気筒の時代に入っていましたが、
ヤマハは、あえて2気筒を推し進めました。

 

これには、ヤマハのポリシーがあって、
技術的な革新よりも、仕上がりの緻密さ、正確さを重点に
TX500は仕上げられていました。

 

4バルブのハイメカニズムを量産車で初めて採用しながらも、
駆動には性能比の高いシム調整を採用せず、

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ロッカーアーム方式を取り入れ、

サービス面での問題を解消していました。

 



ヤマハスポーツTX500 ポテンシャル

TX500は、世界初のICレギュレーター採用し、

ピックアップに優れたCVキャブの採用と
これまでにないハイ・レスポンスな、
エンジン・フィーリングに仕上がっていました。

 

オーソドックスな外観とは裏腹に、
レーサー感覚な感性が生かされた、

 

ヤマハ流の4サイクル・ロードスポーツでした。

リムはアルミ製を使用していました。

 




 

ヤマハスポーツTX500が登場した時代

 

1973年(昭和48年)僕は、僕は高校1年。

実はこの年、僕は記念すべき思い出があります。

 

なんと、僕は住む富山市にウィーンフィルが来たのです。

 

1973年3月24日、富山公会堂にウィーンフィルがやってきました。

 

僕は、どうやってチケットを入手したか、思い出せませんが、
一人で聴きにいったのです。

 

指揮は、もう亡くなりましたけどクラウディオ・アバド氏。
当時まだ30代の新進気鋭の指揮者でした。

 

非筋をビシッと伸ばして、長めの髪を揺らしたその高貴な姿は、
現在でも目に焼き付いています。

 

あれからもう45年経ちますが、現時点でウィーンフィルの実演を聴いたのが
1回限りと言うのは寂しいですね。




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