ホンダベンリーCB50 世界最小のSOHCエンジンのロードスポーツ

ホンダベンリーCB50が発売された

1973年(昭和48年)頃は、
どんな年だったのでしょうか?

 

敗戦から30年近く経ち、

ひたすら復興に向けて走り続けてきた日本は、
多くの歪を生みながら

高度成長から不透明な時代を迎えていました。

 

モーターサイクルもそれまでのパワー優先から、
乗りやすさ、扱い易さが優先されるようになりました。

 

当時まで高校生になったばかりの僕は、
法的には自動二輪の免許を取ることが出来ましたが、

 

むしろギターや自転車に興味があり、
自動二輪の免許を取り損ねたのが惜しまれます。

 

多くの高校が自動二輪の免許取得を禁止している中、
僕が通う高校は、大丈夫だったのでなおさらでしたね。

 

神田川の桜2018.3.27

↑ ↑ ↑

今年の神田川の桜

 

フォークグループかぐや姫の神田川、

ガロの学生街に喫茶店がヒットした年でした。

 

その4年後、神田川が流れる近くにある大学に行こうとは
思ってもいませんでしたね。

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ホンダベンリイCB50 プロフィール

 

ホンダベンリイCB50/JX

1973年

エンジン:空冷4サイクル・OHC単気筒
ボア・ストローク 42.0mm×35.6mm
排気量:49cc
最大出力:6.0ps/10,500rpm
最大トルク:0.41kg-m/8,500rpm
重量:74kg
最高速:95km/h
登坂力:14°
始動:キック 5速
タイヤ:F2.50-17 R2.50-17
価格\80,000/¥86,000(JX)

 

 

タンク、シートなどの形状を変更して、
よりスポーティなイメージになりました。

 

CB50をベースに、メカニカル式のフロントディスクブレーキを
装備たのがJXで、値段も6千円アップです。

 



ホンダベンリイCB50 ポテンシャル

 

CB50最後のドラムブレーキ仕様。

この年には、同型のメカニカル・ディスクブレーキ仕様のJXも加わり、

グレード感を高めている。

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ニュー・デザインのシートはカウル付きとなり、

形状変更のガソリンタンクと共にホンダ車中にあっても、

当時は最も新鮮は印象を映し出していた。

 

世界最小のSOHCエンジンと言うことでデビュー。

 

以来、唯一の機構を継承発展してきた

ホンダの50ccロードスポーツは、

この後も基本的な部分に変更を与えることなく、

91年までは発売を続ける。

JXは6千円アップの8万6千円。車重はプラス1kg。

 



ホンダドリームCB250Tが登場した時代

 

1973年(昭和48年)僕は、僕は高校1年。

 

実はこの年、僕は記念すべき思い出があります。

 

なんと、僕は住む富山市にウィーンフィルが来たのです。

1973年3月24日、富山公会堂にウィーンフィルがやってきました。

 

僕は、どうやってチケットを入手したか、思い出せませんが、
一人で聴きにいったのです。

 

指揮は、もう亡くなりましたけどクラウディオ・アバド氏。
当時まだ30代の新進気鋭の指揮者でした。

 

クラウディオ・アバド指揮ウィーンフィルハーモニーの名演です。

背筋をビシッと伸ばして、

長めの髪を揺らしたその高貴な姿は、
現在でも目に焼き付いています。

 

あれからもう45年経ちますが、

現時点でウィーンフィルの実演を聴いたのが
1回限りと言うのは寂しいですね。

 




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