カワサキ Z 200は非常によくできたモデルです。
“Zシリーズ”で 最小の排気量。
どちらかといえばオーソドックスなスタイリングと
必要以上のパワーを与えない、
実用モデルとしての割り切りを持たせていました。
しかし発売当時は、
まだヤマハ SR 400と500がデビューする前で
4サイクル単気筒としては、最大の排気量でした。
セルとキック併用で、
始動の容易さもあって、
地味な見かけによらず、
予想以上の人気を得ていました。
カワサキZ200 隠れた名車
エンジン:空冷4サイクルSOHC単気筒
排気量:198cc
ボア&ストローク:66×58mm
最高出力:18ps/8,000rpm
最大トルク:1.68kg-m/7,000rpm
始動方式:セル・キック
車両重量:126kg
タイヤ:F2.75-18 R3.25-17
燃費:57km/L
価格:¥240,000
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ボア・ストロークは、
66mm×58 mm のオーバースクエア。
ボアは Z 1、ストロークは Z 2の設定でした。
クランクは Z750four、同様の組み立て式。
出力特性はいたってフラットで、
1速から4速をクロスレシオとした5速ミッションは、
とにかく使いやすいモデルでした。
高回転型ではありませんが、
レッドゾーン9000回転近くまで回せば、
1速35km、 2速55km、 3速70 km、 4速90km、5速130 km は可能でした。
乾燥重量126 kg の軽量な車体とヒラリ感で、
街中では活発な動きができました。
超好燃費(市街地では35km /L以上)と9.3L の燃料タンク容量で、
ツーリングでは意外な強みを発揮しました。
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