カワサキZ400 1976 マルチ全時代に、マイペースツアーモデル

1976年(昭和51年)、

 

この年4月8日付朝日新聞に掲載された

ビデオリサーチ発表のタレント人気度調査で、

 

女性では、大原麗子がトップとなりました。

当時30才。

男性は、渥美清で、

寅さんシリーズの人気が伺えます。

 

大原麗子さんが亡くなって10年近く経ちます。
綺麗な方で憧れたものです。

 

でも私生活では、あまり幸せではなかったようです。

 

Z400は、400RSからカラーリングを

チェンジして車名も変更。

 

この年の12月には1ps/0.2kg-mアップし、

電装系を改良し77年型(D3)にチェンジしました。




カワサキZ400 プロフィールとポテンシャル

 

カワサキZ400

1976年4月

エンジン:空冷4サイクル・SOHC2気筒
ボア・ストローク 64mm×62mm
排気量:398cc
最大出力:36ps/8,500rpm
最大トルク:3.3kg-m/7,500rpm
重量:172kg
最高速:—km/h
0-400:–.-秒
登坂力:24°
燃費:44km/l
始動:セル・キック 5速
タイヤ:F3.25-18 R3.50-18
価格\310,000

 

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1974年にデビューした400RSに僅かな改良を与え、
’76年にデビューしたZ750T(DOHC-2バルブ2気筒)と
共にZ400としてラインナップされました。

 

マルチ全盛の時代に、
敢えて4ストSOHCツインで登場したのは、
アメリカ市場を意識してのことでした。

 

アウトバーンを持つヨーロッパとは異なり、
アメリカでは長距離をマイペースでツアーする傾向があり、
ロングランを疲れることなく

気ままに楽しめるモデルが要望されていたのでした。

 

チョッパーモデルに代表される「アメリカン」も良いですが、
時にはスポーツツアラーの如くハイスピードで
走り抜ける性能も欲しい向きに大いに称賛されました。

 

パワーユニットはSOHC-2バルブ2気筒。

ショートストロークに設定し、
ピストンスピードを早めることなく、
高回転が得られました。

 

バランサーをクランク前方に配置し、
クランクシャフトとは反対方向への回転を与え、
クランクに発生する振動を制御していました。

 

フレームはダブルクレードル。

キャスター63.5°/トレール79mmと
決して走りや向きの設定ではないにしろ、
170kgと軽量な車体は思いのほか軽快な走りを見せていました。

 

回す気になればそれなりの走りが楽しめるだけに、
アダルトなファンには打って付けのモデルでしてね。

 



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