ホンダが1959年に発売したドリームCB72と並んで、現代まで隆盛を誇る
国産スーパースポーツバイクの方向を決定付けた歴史的な1台。
YD系のエンジンから発展した、最高出力20PSとパワフルな2ストローク並列2気筒エンジンを、近代的な鋼管クレドールフレームに搭載。
5速ミッションも採用され、ロードレースにおいても大活躍しました。
登場時にはスポーツ250Sという車名でしたが、すでにYDS-1に改称されました。
1959年9月
空冷2ストピストンバルブ並列2気筒
246cc 20PS/7,500pm
1.9kg-m/6,000rpm
138kg
\185,000
僕は1957年生まれ。
日本のバイクの隆盛期は、僕の人生と並行して進んだわけです。
昭和8年(1933年)生まれの僕の父親もバイク好きでした。
僕が小学生の頃、よくバイクのタンデムシートに僕を乗せて、ツーリングに連れて行ってくれました。
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その頃の僕は、そんなにバイクが好きではなかったけど、小学生頃、家にはバイクのカタログ、チラシ、雑誌などがあってよく目にしましたね。
もう50年位前の話です。
多分、父親の世代から下のバイク好きの方たちには、このヤマハYDS-1のオレンジ系のパールメタリック・カラーが、今でも鮮明な記憶として心に残っていることと思います。
この年、先日亡くなったポーランドの映画監督、アンジェイ・ワイダの「灰とダイヤモンド」が公開されています。
僕は学生時代、早稲田松竹でこれと一緒に観た「地下水道」が忘れられません。
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