カワサキ250メグロSGT 伝統のメグロと提携

カワサキ250メグロSGT
空冷4サイクルOHV単気筒
排気量:248cc
最大出力:18.0ps/7,000rpm
最大トルク:2.0kg-m/5,500rpm
車両重量:160kg
最高速度:130km/h
価格:\185,000
発売:1964年

 

 

1960年11月、川崎航空機はモーターサイクル界の老舗、メグロ号製造元の目黒製作所と業務提携し、カワサキとメグロがカワサキ自動車販売から売られることになりました。

 

この提携は、業務内容が悪くなったメグロをカワサキが援助する形で行われ、50~125ccはカワサキ、250cc以上はメグロが生産し、カワサキ側はメグロの販売網でディーラーの拡大化、メグロは量産のみに専念するというものでした。

 

その後、1962年に目黒製作所はカワサキ傘下になり、3億円の資本金は1億5千万円と半額になり、そして半分を川崎航空機が所有、社名もカワサキメグロ製作所に変更になりました。

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カワサキメグロ製作所は、1962年10月から2年間に「メグロ」を生産しますが、OHVエンジンの各車は、工場を維持するほどの販売量にはとどかず、1964年9月30日に倒産しました。

 

その時の負債は、全て川崎航空機が肩がわりしました。

 

そしてメグロSGTは最初で最後のスポーツモデルになりました




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