1978年3月、SR400とともに発表されたのが、
ヤマハスポーツSR500。
SR500は、オフロードモデルのXT500用、
空冷シングルエンジンを、
ロード向けにリメイクして専用フレームに搭載した
国産初のビッグシングルスポーツでした。
以来、SRシリーズは
長くその姿を大きく変えることなく
連綿と生産されました。
しかし、SR500は、2000年に生産中止となりました。
SR400は、その後も生産が続けられ、
2017年9月1日にヤマハ発動機の公式HPで
生産終了が報告されました。
個人的には、シンプルなスポーツモデルとして進化してほしかったのですが、
途中、前後ドラムブレーキ仕様になったり懐古趣味的なモデルになったのが惜しまれます。
そのことが輸出先の欧州でも規制強化に対応できなかったようで、
生産中止が早まった要因なようです。
ヤマハスポーツSR500のプロフィール
ヤマハスポーツSR500
エンジン:空冷4サイクルOHC単気筒
ボア・ストローク:87mm×84mm
排気量:499cc
最高出力:32ps/6,500rpm
最大トルク:3.7kgm/5,500rpm
始動:キック 前進5段
最高速度:140km
タイヤ:F3.50-19 R4.00-18
車両重量:158kg
燃費:45km/h
価格:¥350,000
元々はエンデューロモデルXT500の
パワーユニットをベースに開発されましたマシンです。
エンジン重量43kg とマルチの60kgから80 kg に比べ、
群を抜いた軽量さが車体重量にも影響を与え、
マシンコントロールにも大きなメリットをもたらすこととなりました。
パワーもしかりで大エンジン重量との比較も
マシンの性能を補う上で重要なポイント最もなりました。
XT500のパワーユニットの可能性を
ロードに持ち込むことになんら支障はなかったわけです。
フライホイールマスに失礼フライホイールますの軽減が図られ、
キャブレターの設定変更にロードにリファイン。
ギア比は、XT500のままでした。
ヤマハSR500は憧れのマシンでした
免許制度の関係で、SR400に比べ、
SR500を街中で見かけることは少なかったです。
でも初期型のシンプルなデザインは好きでした。
街で見かけても、
これが500cc?
と思うほど、すっきりとした細身のボディでした。
僕がいまでも乗ってみたいマシンは、SR400とSR500です。
20代の終わりから結婚する30代半ばまで、
SRX400に乗っていました。
いいマシンでした。
今思うと、末永く持って乗り続ければ良かったと思います。
でも結婚して、3人の子供に恵まれ、
仕事も忙しい中、手放さざるを得なかったのも確かでした。
結局、僕のバイク人生は、35歳で止まったまま。
走りだせば青春はいつ復活するのだろうか?
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