スズキGS750は、
4サイクルの750ccで
先行する3社を
追走するべく開発されたマシンです。
しかもスズキとしては
初の4サイクルでした。
DOHCで先行していたのは、
カワサキZ750fourとヤマハGX750(3気筒)でした。
スズキとしては、特に革新的でもなく、
斬新なアイデアを持ちいるのではなく、
オーソドックスなレイアウトでこのモデルを仕上げてきました。
スズキ GS750 プロフィールとポテンシャル
スズキ GS750
1976年11月発売
エンジン:空冷4サイクルDOHC2バルブ4気筒
ボア・ストローク65mm×56.4mm
排気量:748cc
最大出力:68.0ps/8,500rpm
最大トルク:6.0kg-m/7,000rpm
重量:—kg
最高速:—km(推定)
0-400:–.-秒
始動:セル 5速
タイヤ:F3.25-19 R4.00-18
スズキGS750は、最後発の4サイクル750と言うこともあり、
ライバルモデルに対抗するだけのメリットも十分に盛り込んでいまいした。
シート高は、日本人の平均的なサイズに合わせました。
重量は、カワサキZ750fourに比べマイナス13kgの軽量が図られていました。
トータルバランスを重視し非常にコントロールしやすいモデルでした。
パワーユニットは、Z750を研究しつくしているかの様に、
バルブ系の組み方やバルブタイミングも同じ、タペットも同様の形式を取っていました。
但し、ボア・ストロークのサイズは異なりました。
他に、パワーの取り出し、組立式のクランクにも似通った点が伺えました。
そして、仕上げはそれ以上のレベルに押し上げている。
どちらかと言えば、加速重視のパワーセッティングのZ750に対し、
GS750はバイブレーションの極端に少ないスムーズさを、
パワーフィールの特徴付けにしていました。
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