スズキコレダツインエース250TA 実力本位の名車

スズキの2ストローク・ツインは荒々しさの無い、静かでパワフルな印象が人気でした。

 

“オートバイは、、、コレダ”との語り草ともなった自信は、
そのエンジンの開発力に負うところが大きいです。

 

スズキコレダツインエース250TA
空冷2スト並列2気筒
排気量:246cc
最大出力:18.0ps/7,000rpm
最大トルク:1.9kg-m/6,000rpm
車両重量:148kg
最高速度:130km/h
価格:\170,000
発売:1960年1月

 

 

油圧ブレーキがまだ珍しい当時、前後連動式の油圧ブレーキを搭載。
18馬力を発生する2気筒エンジンには、セルも搭載していました。

 

ユニークなメカニズムやヤマハYDS1をも凌ぐ性能を持ちながら
残念なのは、スタイルが実用本位で、スポーツ車への脱皮が出来なかったことです。

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僕がバイクに乗り始めた70年代後半まで、スズキのバイクは、
性能はいいけどスタイル的にいまいちという印象が残っていました。

 

一方ライバルのヤマハは、おしゃれなスタイルで目を引くものがありました。

 

ヤマハがこの60年代前後から、デザインに関してGKグループと提携して重要視していてのに比べ、スズキがは実用車スタイルから脱却していないという事実は、エンジンに関して同等以上実力を持っていたことを考えると惜しい気がしますね。

 




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